神育児グッズって本当に必要?電動鼻吸い器を買うか悩んでいます【お悩み相談室】
今回は、“神育児グッズ”として話題の電動鼻吸い器を買うか迷っている30代女性からのご相談です。
使用中の口で吸うタイプは、外出先で便利な一方、感染が心配なため電動も検討中。
ただ高額で自分に合うかも分からないので迷っているようです。
電動のメリットや選ぶポイント、さらに「吸う」以外の鼻ケア方法について助産師がお答えします。
初めての育児に追われる毎日で、正直、もうヘトヘトです…。
最近SNSで「神育児グッズ」って話題になるものをよく見るんですが、気になる反面、何が本当に自分に合うのかわからなくて…。
特に今悩んでいるのが電動鼻吸い器。正直高い!
うちの子、よく鼻が出るので外出先にも持って行く事が多くて、今は口で吸うタイプを使ってます。
でも、このままだと私が風邪をもらいそうで怖くもある…。
専門家さんから見て、電動のものを高くても買うメリットってあるのでしょうか?
また、買うならどういうポイントを見て選ぶといいかも知りたいです。
(30代、女性、ハンドルネーム:みぃこ、職種:主婦)
最初に
初めての育児、本当にお疲れ様です。
毎日があっという間で、気づけば一日が終わっているような感覚ではないでしょうか。
赤ちゃんのお世話をしながら、少しの時間でもスマホを開けばSNSに「神育児グッズ」がずらり。
便利そうに見えるけれど、「本当に必要?」と迷う気持ち、とてもよくわかります。
特に電動鼻吸い器は価格も高いので、買うには少し勇気がいるアイテムですよね。
今は口で吸うタイプを使っているとのこと。
お子さんの鼻水が多いと、外出先でもサッとケアしてあげたくなるでしょうし、だけれどそのたびに感染の不安を感じるのも無理もありません。
「自分が風邪をもらって倒れたらどうしよう」と考えると、なおさら気が休まらないですよね。
毎日懸命に育児を頑張る中で、少しでも安心して使える方法を探すことは、とても大切な視点だと思います。
どちらの鼻吸い器が合う?ご家庭での判断基準
もし目指す状態を言葉にするなら、「赤ちゃんの鼻がスッキリして呼吸が楽」「自分も無理せず衛生的にケアできる」、そんな日常かもしれませんね。
電動鼻吸い器は確かに高価ですが、頻繁に鼻づまりを起こす子や、中耳炎を繰り返す子には、とても頼もしい味方になります。
夜中でもすぐ吸ってあげられて、赤ちゃんの眠りが深くなることもあります。
一方で、鼻水の量が少ない、または軽い風邪のときだけ使う程度なら、今の口吸いタイプでも十分対応できる場合もあります。
なので「お子さんの鼻水の頻度」「吸う人の体力」「衛生管理のしやすさ」の3つを軸に考えてみるといいかもしれません。
毎日のことだからこそ、使ってストレスが少ないものが一番です。
電動鼻吸い器を選ぶときのポイント
電動鼻吸い器の大きな利点は「吸引力の安定」と「衛生面の安心」です。
手動や口吸いタイプは吸う人の力加減に左右されやすく、奥の鼻水を取りきれないことがありますが、電動タイプは一定の陰圧で効率よく吸い取れるため、短時間でケアができます。
また、チューブを通じてウイルスが移る心配も少なく、保護者が風邪をもらいにくいという点も安心ですね。
電動鼻吸い器を選ぶときのポイントは、
1.吸引力の調整ができる
2.ノズルが柔らかく、鼻にやさしい素材
3.お手入れがしやすく、洗える構造
4.持ち運びやすいサイズや充電式(外出先で使用する場合)
家庭での使用が中心なら据え置き型、外出先でも使いたい場合はコードレス型が便利です。
ただし、吸いすぎは粘膜を傷つけるおそれがあるため、1回数秒を目安に短時間でこまめに行うのが安全です。
「吸う」よりも「洗う」、海外で主流の鼻ケア
ちなみに、鼻ケアの考え方は国によってかなり違います。
たとえば欧州では、「吸う」よりも「洗う」が一般的で、生理食塩水を使って鼻の中を潤し、自然に流し出す「鼻洗浄(lavage de nez)」が主流です。
薬局では赤ちゃん用の個包装タイプが手に入り、日常的に使われています。
これは、鼻水を無理に吸い取るよりも、粘膜をやさしく保湿し、自然な排出を促すという考え方に基づいています。
最近では日本でも、同じようなケアが少しずつできるようになっています。
ドラッグストアなどで赤ちゃん用の小さな生理食塩水や、スプレー型の鼻洗浄液も販売されています。
赤ちゃんにはごく少量を優しく流すだけでも十分効果がありますし、乾燥や鼻づまりが気になる時期には、吸引と併用して使うのもおすすめです。
最後に
鼻吸い器にも鼻洗浄にもそれぞれの良さがあります。
お子さんの鼻の状態や嫌がり方、そしてあなた自身の負担を考えながら、「無理なく続けられる方法」を見つけることがいちばん大切です。
少しでも呼吸が楽になって、お子さんもあなたも穏やかに過ごせる時間が増えるといいですね。
専門家がこたえます!お悩み募集中です
「知ってハレばれ お悩み相談室」にお悩みをお寄せください。
毎月ピックアップさせていただいたお悩みとその回答を、「知ってハレばれ お悩み相談室」の記事で公開いたします。下記のフォームからお悩みをお寄せください(匿名でお寄せいただけます)。



