休診日に子どもの急な体調不良…焦らず対応できるよう事前準備として出来ることはある?【看護師監修:お悩み相談室】

子育て
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今回は、子どもの休日や夜間の突然の体調不良時に、かかりつけ医の休診時にも焦らず対応できる事前準備について知りたいという20代男性からのご相談です。

休日・夜間救急への具体的な備えとして、子ども医療電話相談「#8000」の使用や厚生労働省の「医療情報ネット(ナビイ)」を用いて医療機関を検索する方法を解説。
オンライン診療の対象年齢・薬の受け取り方法の確認など、ご夫婦で共有する『夜間休日対応の行動メモ』の作成、119番連絡基準について、看護師がお答えします。

病院が休みの日に子どもが病気になったらと心配で、焦らないための事前対策を教えてほしいです。

年末年始や長期休暇など、かかりつけ医が休診のときに限って体調を崩しやすい気がしていつもハラハラしています。
現在2歳になる息子の育児中です。以前、休診日の夜間に子どもが急に発熱した際、どこへ連絡すべきか分からず夫婦でパニックになってしまった苦い経験があります。

夜間救急の正しい探し方や、最近よく聞くオンライン診療の事前登録など、休診前に親がチェックしておくべきポイントがあるのか気になっています。
いざという時に親が落ち着いて適切な情報収集と行動ができるよう教えてください。

(20代、男性、ハンドルネーム:タクヤ、職種:IT・エンジニア)


最初に

タクヤさん、ご相談ありがとうございます。

年末年始や長期休暇、かかりつけ医がお休みのときに「もし急に熱が出たらどうしよう」「どこに連絡したらいいんだろう」と不安になるお気持ちよくわかります。

子どもは元気に過ごしていたと思ったら、突然体調を崩すことがあります。
特に夜間や休日は、普段利用している小児科に相談できないことで、症状そのものに加えて「受診先が分からない」という不安も大きくなりやすいですよね。

実際に具合が悪くなってから調べるのではなく、事前に相談先や受診先を知っておくことはとても大切です。

「病気になったときの行動手順」を準備しよう

いざという時にご夫婦で落ち着いて行動できるよう、「病気にならないための準備」だけではなく、「病気になったときの行動手順を準備しておく」という状態になれるとよいかもしれません。
まずは、病院の情報や受診に困った時の相談先を整理しておくと安心です。

休日・夜間の受診先は、厚生労働省の「医療情報ネット(ナビイ)」から、現在診療中の医療機関や休日夜間対応医療機関を検索できます。(※)

また、「病院へ行くべきか、それとも自宅で様子を見てよいのか分からない」というときには、子ども医療電話相談「#8000」があります。
全国共通の短縮番号で、小児科医師や看護師に相談し、受診の必要性や受診先についてアドバイスを受けられます。(※)

さらに、オンライン診療についても、「休診日に使えるから、とりあえず登録しておく」というより、どの医療機関が対応しているのか、子どもも対象なのか、利用方法や薬の受け取り方法などを事前に確認しておくとよいでしょう。

「わが家の休日・夜間対応メモ」を作る

具体的には、次のような「わが家の休日・夜間対応メモ」を作っておくのがおすすめです。

  • かかりつけ医:電話番号、休診日、診療再開日
  • 休日夜間の受診先:医療機関名、電話番号、住所
  • #8000:スマートフォンに「#8000」と登録
  • 医療情報ネット(ナビイ):お気に入り登録
  • オンライン診療:利用できる医療機関、対象年齢、利用方法を確認
  • 健康保険証・医療証・母子健康手帳などの保管場所
  • 普段飲んでいる薬やお薬手帳の場所
  • 子どもの出生時期や体重など、受診時に伝えられる基本情報

特に休日・夜間の医療機関は、名前を調べて終わりではなく、実際に電話番号や場所まで確認しておくことがポイントです。
医療情報ネットでは、場所を指定して休日夜間対応医療機関を検索できます。(※)

また、オンライン診療は自宅から診察を受けられる一方、対面診療のように触診などができず、すべてのケースで利用できるわけではありません。(※)
そのため、相談先の一つとして事前に利用条件を確認しておくと安心です。

そして、

  • 呼吸が苦しそう
  • 意識が明らかにおかしい
  • けいれんが続いている

など、緊急性が高いと感じる場合には、相談先を探し続けるのではなく119番への連絡を考えます。

最後に

今のうちに準備しておこうと考えていること自体が、お子さんを大切に思っているからこその行動です。
事前に準備することで、いざという時に「どうしよう」ではなく「まずこれをしよう」と動きやすくなります。

タクヤさんご家族が、安心して休日や長期休暇を過ごせるよう願っています。

この記事の回答者

渡邉花奈恵

看護師

所属:株式会社ファミワン

三次救急、二次救急の病院にて主に小児看護を経験しました。疾患だけを見るのではなく、発達段階や生活背景、保護者の思いを含めて支援していくことが小児看護の大切さだと感じています。みなさまの心に寄り添い、妊娠から出産、育児のサポートをして参ります。


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