妊婦健診は2週間後…赤ちゃんの心拍確認ができるまで不安【お悩み相談室】

妊娠・出産
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今回は、妊娠6週目で、心拍確認がまだできていない30代女性からのご相談です。
心拍の確認がとれる2週間後の診察まで不安で仕方がないとのことです。

初期流産の原因と気を付けたい症状、そして不安を抱えながらどう過ごすかのポイントについて助産師がアドバイスします。

今、妊娠6週目ですが、まだ心拍確認できていません。
妊娠してから、「赤ちゃんはちゃんと元気に育っているのかな」と心拍確認ができるまでの時間がとても長く感じていて、ずっと落ち着きません
病院では「次の診察で確認できると思います」と言われましたが、それまでの2週間が不安で仕方ないです。
心配でつい検索しては、流産の体験談などを目にして余計に怖くなってしまいました。

母が「ストレスになるのがよくないから気にしすぎないようにね」と安心させようと言ってくれたのに、『気にせずに居られるなら苦労しないよ』って内心毒づいてしまいました…。

これからも心配事は山のように出てくると思います。どうしたら、心に余裕を持っていられるのでしょうか…。

(30代、女性、ハンドルネーム:木の葉みどり、職種:販売・サービス)


最初に

木の葉みどりさん、ご相談ありがとうございます。
妊娠がわかったものの、まだ心拍確認まで至っておらず、ちゃんと育ってくれているだろうか、という不安がつきず、落ち着かない時間を過ごしていらっしゃるのですね。

2週間後の次の診察までやり過ごすしかないとわかっていても、この期間がとても長く感じますよね。

今回は、初期流産の原因と気を付けたい症状、そして不安を抱えながらどう過ごすかのポイントについてお伝えし、今よりも木の葉みどりさんが過ごしやすくなれば幸いです。

流産の原因

流産は妊婦さんの年齢により発生率は異なりますが、妊娠の約15%は自然流産に終わります。
妊娠したことがある女性のうち、38%が流産を経験しているという報告もあり、
流産は決してめずらしいことではありません

妊娠12週未満の流産を「早期流産
12週から22週未満の流産を「後期流産」  といいます。

最も多い流産の原因は受精卵(胚)の染色体異常(赤ちゃんの問題)です。

これは、精子と卵子から受精卵(胚)ができる段階で、それ以上成長できず、流産することがすでに決まっていたもので、そのほとんどが偶然の出来事です。

そのため、お母さんが何かをしたから、逆に何かをしなかったから流産になる、ということではありませんし、何らかの対処ができる、というわけでもありません。
(ただし、卵子の異常は、女性の年齢と関係し、年齢が高くなるほど増加するため、妊娠年齢が高くなればなるほど、胚の染色体異常の頻度は上昇し、妊娠率は下がり、流産率は高くなるので、注意が必要です。)

気を付けたい症状

気になる症状としては、

下腹部痛や性器出血
おりものの量やにおい
性状が今までと異なる場合
倦怠感やつわり症状によりほとんど食事がとれない場合

などは、現在かかっておられる産婦人科にまずは電話で受診が必要か相談してみましょう。

ストレスを軽減する過ごし方

また、不安でネットで色々調べてみるけれど、その内容と自分を比較して、さらに不安になってしまうこともよくあると思います。

今は一旦妊娠や流産について調べることを休憩してみましょう
そして、気になることは、かかっている産婦人科にご相談ください。

ご職業的にお相手のあることなので、お仕事に集中している時は、おそらく流産のことを考える暇もあまりないのではないかと思います。
考えないようにするのは難しいので、他に集中できることをしてみる、という方が良いかと思います。

ご自分がリラックスできる時間や楽しんで熱中できる時間を意識的にもつようにしてみてください。
好きな飲み物・食事を楽しむ、好きな音楽を聴く、ぼ~っと過ごす、ゲームに熱中する…
方向性が違うように思われるかもしれませんが、意外とこの方法が取り掛かりやすい心に余裕を持たせる方法だったりします

最後に

今の不安を無くすことはできませんが、不安を抱えながらやり過ごすために、ご自身にとっての心地よさやリラックスできることを優先して過ごしてみてください。
寒くなってきたので、身体を冷やさないようにご自愛くださいね。

 

<参考文献・出典>
公益社団法人 日本産科婦人科学会
▶流産・切迫流産:https://www.jsog.or.jp/citizen/5707/

 

<本記事の回答者>

谷村弥生

助産師/保健師/公認心理師

所属:株式会社ファミワン

産婦人科での様々な年齢層の方と関わっている勤務経験から、月経やホルモンバランスの乱れにより起こる症状や、病院受診を迷う症状、人に相談しにくいお悩みについて、あなたと一緒に考えていきます。もちろん心理的なお悩みも遠慮なくご相談ください。皆さんのフェムケアを応援したいと思っています。


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