帰省のたびに、甘やかしフルコース。4歳と1歳にどこまでOKにしていいのか、悩んでいます【お悩み相談室】
今回は、帰省のたびにおやつやジュースが増えてしまい、4歳と1歳の子どもにどこまで許すべきか悩む30代女性からのご相談です。自分も祖父母宅での特別なおやつ時間が好きだった記憶があり、悩んでいるようです。
子どもの発達を踏まえた向き合い方を保育士がお伝えします。
4歳と1歳の子どもがいて、帰省中の育児について悩みがあります。
両親も義両親も遠方なので、会えるのはお盆とお正月くらい。そのたびに、毎食ジュース、食後におやつ、寝る前にも甘いもの…という夢のようなフルコースです。
「ジュースは1日1回」「寝る前に甘いものは食べない」と伝えてはいるものの、なぜか気づくと次の日にはリセット。
こちらも「今日は特別ね!」と言いつつ、つい流してしまいます。私自身、祖父母の家で食べる寝る前のアイスは最高だった記憶もあり、帰省中くらいは緩くていいかなとも思います。
でも上の子は我慢ができる年齢になってきたので、このままで良いのか悩んでいます。
(30代、女性、ハンドルネーム:こまち、職種:専門職)
最初に
毎日子育てお疲れ様です。
帰省中のこのお悩みは、これまで本当に何度もお聞きしてきました。
そして、毎回思うことは...本当に葛藤しますよね!!!!ということです。
久しぶりに会うご両親や義理のご両親だからこそ、
「これはダメ」
「あれは控えてください」
とはなかなか言いづらいこともあります。
それはお子さんのことだけでなく、両親や義理両親を大切にしている表れでもあると思います。
でも一方で、子どもの健康や、これまで大切にしてきたルーティンや約束を思うと、
・食べ過ぎても大丈夫かな
・ジュースを飲みすぎないかな
・歯みがき前に甘いものを食べていいのかな
と、気になってしまうお気持ち、とてもよく分かります。
実は私自身も、これは『永遠のテーマ』だと感じています。
お母さんもゆっくりした気持ちで過ごして
「ゆるめる勇気も、愛情のひとつ」
こうして葛藤してしまう原因の一つは、これまでお子さんの健康や成長を大切に考え、ルールや約束をつくりながら、真剣に向き合ってきたからというところもありますよね。
だからこそ私は、帰省中くらいは、お母さんも少しゆったりとした気持ちで過ごしてほしいなと感じています。
帰省そのものが、すでに一大イベントですよね。
準備をし、子どもの生活リズムを逆算し、移動中も気を張りながら過ごし、やっと到着する。
そこでもまた気を配り続けていたら、心も体も休まりません。
「今日は特別だよ」
「ここに来たときだけね」
そんなふうに事前に約束しておくことで、子どもにとっても「特別な日」という認識になります。
お母さんにとっても「今日はきにしなくていい日」のおまじないになってほしいです。
これは、普段の家庭でのルールが崩れるということではなく、「メリハリ」を経験するということでもあるのかもしれません。
私自身も、以前はとても気にしていました。でも、少し考え方を変えてみたら、気持ちがずいぶん楽になった経験があります。
もちろんどうしても気になる場合は、
・チョコや飴だけは控えてもらう
・甘いものの後はお茶をしっかり飲む約束をする
など、小さな約束だけを取り入れることもいいと思います。
ただ、すべてを完璧にコントロールしようとすると難しいので、あくまでも「今日だけはいい日」を念頭に置いていただきたいですね。
最後に
帰省は家族にとって特別な時間。
そして、お母さんにとっては大きなエネルギーを使う出来事でもあります。
約束や習慣をほんの少しだけお休みして、「みんなが心地よく過ごすこと」を優先する日があってほしいです。
もちろんそのみんなの中にはお母さんご本人がいらっしゃることも忘れないでください。
多少のゆるさも含めて、お子さんにもお母さんにとっても、楽しく充実した時間になっていただきたいと保育士として思います。
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