いつ陣痛が来るか不安な臨月の20代初妊婦。予定日が早まる共通点と今すぐできる安心の備えを知りたい【助産師監修:お悩み相談室】

妊娠・出産
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今回は、もうすぐ臨月を迎えるものの「予定日より早く生まれる」という周囲の言葉に焦る20代初産婦さんからのご相談です。
健診は順調でも「いつ来るの!?」という不安は尽きないようです。

予定日より早く生まれやすい人に共通点はあるのか、今からできる安心の準備について、助産師がお答えします。

もうすぐ臨月に入る初産の妊婦です。
姉には子どもが2人いるのですが、2人とも予定日より10日以上早く生まれていて、「予定日なんてあってないようなものだから!」と笑い飛ばされました。
いやいや、そう言われると逆にビビるんですけど…!と思いつつ、健診では毎回「順調ですね〜」と言われているので、深刻になりすぎないようにしています。

とはいえ、いつ来るの!?という気持ちはあります。予定日より早く生まれやすい人に、何かそれっぽい共通点はあるのでしょうか。
また、もし早まっても落ち着いて対応できるよう、今の時期にしておくと安心な準備があれば教えてください。

(20代、女性、ハンドルネーム:チュロス、職種:販売・サービス)


最初に

ご相談ありがとうございます。
もうすぐ臨月を迎えられるとのこと。初めての出産を前に、赤ちゃんに会える楽しみと同時に、いつ産まれるのか、全く先の予定が見えないことにそわそわもしますよね。

お姉さんのお子さんが予定日より早く生まれたと聞くと、家族だし、遺伝とかあるのかな、私もそうかな、と意識してしまうお気持ちもよくわかります。

「予定日なんてあってないようなもの」と言われても、出産を控える側としては「そんなこと言われたら余計にドキドキする…!」というのが正直なところですよね。

今のところ、妊婦健診では順調に経過しているとのこと。赤ちゃんが元気に育っていることはとても心強いことです。

出産のタイミングは誰にも正確には予測できないからこそ、不安になるのも無理はありません。
まずは、「予定日どおりでなくても珍しいことではない」と知りながら、今できる準備を少しずつ進めていけると安心につながるかもしれません。

「予定日=その日までに生まれる日」ではない

出産予定日は「その日までに生まれる日」ではなく、「妊娠40週0日」です。

実際には、妊娠37週0日から41週6日までの間に生まれれば正期産とされ、多くの赤ちゃんはこの期間に誕生します。

そのため、「予定日より早い=異常」というわけではありませんし、予定日を過ぎることも決して珍しいことではありません。

大切なのは、「いつ生まれるかを当てる」ことよりも、「もし今日始まっても慌てず対応できる状態」に近づいておくことかもしれません。
入院準備や連絡先の確認、移動手段の確認などを済ませておくことで、不安が和らぐこともあります。

「いつ来ても大丈夫」と思える準備が整うと、残りの妊娠期間もより穏やかに過ごしやすくなるかもしれませんね。

個人差が大きい出産時期だからこそ、準備を整える 

出産時期には個人差が大きく、「こういう人は必ず早く生まれる」と断定できる共通点はありません。

一般的には、経産婦、多胎妊娠、前回も早めに出産した経験がある場合などは、出産時期が早まることがあると言われますが、例えどんな人でも、予定日を過ぎることは十分にあります。

また、「姉妹だから出産時期も似る」という明確な医学的根拠は、現時点では十分に示されていません。
ご家族の体験は参考にはなりますが、「お姉さんが早かったから自分も必ず早い」と身構えすぎない方がいいかと思います。
むしろ、早く生まれることを強く意識して待っていると、もし予定日を過ぎた場合に「まだかな…」という時間が長く感じられ、待ちくたびれてしまうこともあります。


「いつ来ても大丈夫」という気持ちで準備を整えながら、その時を迎えられるとよいかもしれません。

今の時期に準備しておくと安心なのは、

・入院バッグを完成させておく

・夜間や外出先で陣痛が始まった場合の移動手段を確認する

・パートナーや家族との連絡方法を決めておく

・産院へ連絡する目安(陣痛間隔や破水時の対応)を再確認しておく

・スマートフォンの充電器や母子手帳をすぐ持ち出せる場所に置いておく

といったことです。

これらを整えておくことで、「いつでもきて大丈夫だよ」という安心感につながります。

最後に

赤ちゃんが生まれるタイミングは、誰にも正確にはわからないからこそ、残りの妊娠期間はドキドキする時間も含めて、大切に過ごせるといいですね。
もうすぐ赤ちゃんに会える日を楽しみに、お身体を大事にお過ごしください。

この記事の回答者

助産師として大学病院や自治体など多様な現場で経験を積み、妊娠・出産・育児から更年期まで、女性のライフステージ全体をサポートしています。誰にも相談しづらいお悩みも、どうぞお気軽にご相談ください。


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