生理中、お腹も腰も重くて楽な姿勢がわからない!夜の寝苦しさを解消する「体圧分散」のコツ【お悩み相談室】
今回は、生理中にお腹と腰が同時に重くなり、どんな姿勢をとっても熟睡できないとお悩みの20代女性からのご相談です。仕事中もデスクでのこわばりに耐え、暑い日もカイロで温めながら頑張っていらっしゃいます。
体の負担を分散させる姿勢の工夫や、無理のない温活の取り入れ方について看護師がアドバイスします。
生理のとき、お腹と腰が同時に重くて寝る姿勢が定まらないです。お腹を楽にしようとお腹をまるめると腰のだるさが際立つ気がします。
横向きになっても仰向けになっても落ち着かず、どんな姿勢が一番楽なのか分からなくて、夜中に何度も寝返りを打ってはなかなか熟睡できずにいます。
仕事の日はデスクでも体がこわばって、椅子に座る姿勢すらつらいことがあります。
温めると少しマシになるので、暑い日でもカイロをお腹と腰に貼るので、汗だくです。。
生理のときに少しでも楽になれる姿勢や体勢があれば知りたいです。
人によって違うとは思いますが、どんな工夫をしているのか聞いてみたいです。
(20代、女性、ハンドルネーム:ぶあついブランケット、職種:事務・オフィスワーク)
目次
最初に
お腹も腰も同時に重くて、どんな姿勢をとっても落ち着かない。
楽になろうとして体を丸めると腰のだるさが目立ち、伸ばすと今度はお腹が重く感じる。
横向きでも仰向けでもしっくりこなくて、夜中に何度も寝返りを打ってしまう。
生理のたびに、そんな夜を過ごしているのですね。
仕事の日は、デスクに座っているだけでも体がこわばり、姿勢を保つこと自体がつらいこともある。
それでも温めると少し楽になるから、暑い日でもお腹と腰にカイロを貼ってがんばっている。
その様子から、「少しでも楽になりたい」「生活や仕事をなんとか続けたい」という思いが伝わってきます。
生理のつらさは、人と比べにくく、つい我慢してしまいがちです。
でも、ここまで細かく体の違和感を感じ取っているのは、ご自身の体にきちんと向き合ってきた証でもあります。
まずは、そのこと自体を大切にしてほしいと思います。
「体が少し安心できる状態」を目標にしてみよう
生理中に「どんな姿勢でも落ち着かない」と感じるとき、
まず目指したいのは、完全に痛みや重さがなくなることよりも、体が少し安心できる状態かもしれませんね。
お腹か腰、どちらかを楽にしようとすると、もう一方がつらくなるという感覚は、体の一部分だけで支えようとしているサインとも考えられます。
そのため、どこか一か所を無理にがんばらせなくても、体を預けられる状態になれると良いかもしれませんね。
生理中の寝返りは体が調整しようとしている証拠
また、生理の時期は体の内側の変化によって、筋肉や関節がいつもよりこわばりやすく、同じ姿勢を続けること自体が負担になりがちです。
「この姿勢が正解」「動かないほうが良い」と決めつけず、そのときの体が今ならこれが楽と感じる位置を、少しずつ探してよい時期なのだと知れると良いでしょうか。
夜中に何度も寝返りを打ってしまうことも、眠れていない証拠ではなく、体がつらさを分散させようとして自然に調整している反応と考えることができます。
落ち着かない自分はおかしいのではない、という視点を持てると、夜の過ごし方への向き合い方も変わってくるかもしれませんね。
体を「点で支えない」のがコツ。クッションやタオルを味方にする寝姿勢の作り方
生理中は子宮の動きや血の巡りの変化によって、お腹だけでなく腰や骨盤まわり、背中にまで重だるさが出やすい時期です。
そのため、姿勢が定まらない、どこも楽じゃないと感じることは、決して珍しいことではありません。
寝るときは、体の一部だけで支えようとせず、クッションやタオルなどを使って負担を分散させることが助けになる場合があります。
横向きで膝の間にクッションを挟むと、骨盤が安定し、腰の緊張が和らぎやすくなります。
お腹の前に小さなクッションを抱えることで、腹部の力が抜けやすくなる方もいます。
仰向けがつらい場合は、膝の下にタオルやクッションを入れてみてください。
腰の反りが和らぎ、腰全体のだるさが軽く感じられることがあります。
体を丸めたいときは、自分の体重だけで丸まるのではなく、背中や腰の後ろにクッションを当てて、支えながら体を丸めることがポイントです。
座る姿勢を楽にする工夫や暑い日の温活のコツ
仕事中のデスクワークでは、椅子の背もたれと腰の間に薄く折ったタオルを入れたり、足の裏が床につく高さに調整したりするだけでも、体のこわばりが和らぐことがあります。
長時間同じ姿勢を続けず、短い時間でも体を伸ばすことが大切です。
温めると楽になる場合は、血の巡りが関係していることもあります。
暑い日は、直接貼るカイロを短時間にしたり、薄手の腹巻きや蒸しタオルを使ったりするなど、体がのぼせすぎない工夫をしてみてください。
最後に
生理のつらさは、我慢するものではなく、その時々の体からのサインです。
楽な姿勢が分からなくなるほどの違和感を感じていることは、体ががんばっている証拠でもあります。
少しでも「これなら楽かも」と思える体勢が見つかりますように。
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