PMSで感情を彼にぶつけてしまう…関係を保つ方法は?【お悩み相談室】

生理・PMS
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今回はPMSで感情のコントロールができなくなり、パートナーさんに捨てられないか、どうすれば関係を良好に保てるのかというお悩みを20代女性からいただきました。自分でも感情のコントロールができず、自分を責めることも増えてしまったようです。

PMSとの付き合い方、そしてパートナーさんとの関係について臨床心理士がお答えします。

PMSの時期になると自分でも感情の波がコントロールできなくなり、些細なことで怒ったり泣いてしまったりします。特に、結婚を前提に付き合っている彼には、感情をぶつけてしまいがちで「振り回されている」と思われていないか不安です。一方で、PMSがつらい時は「優しくしてほしい」と思う反面、「そっとしておいてほしい」と感じることもあり、自分でも矛盾していると感じます。最近では、「こんな状態が続くと捨てられてしまうのでは…」と心配になり、自分を責めることも増えました。このような状況で、彼との関係をどうすれば良好に保てるのか、アドバイスをいただけると嬉しいです。

(20代、女性、ハンドルネーム:mina、職種:事務・オフィスワーク)


気持ちの波や涙、怒りはホルモンの変化によるもの。あなたのせいではない。

ご質問ありがとうございます。PMSの時期になると、気持ちの波が大きくなり、ちょっとしたことで涙が出たり、怒りが込み上げたりすることがあるのですね。

それ自体は決してあなたのせいではなく、ホルモンの変化によるものです。頭ではわかっていても、「彼に振り回していると思われたくない」「このままじゃ嫌われてしまうかも…」と不安になり、さらに気持ちが沈んでしまうこともありますよね。

まずは、PMSの影響に悩みながらも、パートナーさんとの関係を大切にしようとしているあなた自身を、どうか労わってあげてください

ふたりにとって心地よい距離感を保つには…

PMSの感情の波は、決してあなたが意図して起こしているものではありません。どうすればふたりにとって心地よい距離感を保てるかを考えてみましょう。

パートナーさんに「自分の感情の波」を伝える

「今、ちょっと気持ちが不安定になりやすい時期かもしれない」と事前に伝えるだけで、相手も心構えができます。
「どうしてイライラしてるの?」と聞かれると余計にしんどくなることもあるので、「こういうときはそっとしてもらえると嬉しいな」など、具体的な希望を伝えておくのもイイですね。

PMSの影響で気持ちが変わりやすいことを説明する

「優しくしてほしいけど、急にそっとしてほしくなる」

——この気持ち、すごくわかります。でもこれって、決して矛盾しているわけではなく、その時々で欲しい対応が違うだけ。パートナーさんが混乱しないように、「今はこうしてもらえると嬉しいな」とタイミングごとに伝えてみるのも一つの方法です

「この状態が続いたら、いつかパートナーさんに愛想を尽かされるかも」

——自分でもどうにもならない感情の変化を感じるからこそ、不安になっちゃいますよね
PMSのときの自分を「ダメな自分」と思ってしまうかもしれませんが、それもあなたの大切な一部です。いいときも、つらいときも、どちらのあなたも大切にしてほしいです。

もし「PMSのせいで彼を困らせてしまっているかも」と思っていたら、それをそのまま一人で抱え込まず、パートナーさんと話してみてください
「私はこう感じるんだけど、どう思ってる?」と聞いてみることで、あなたの不安が少し軽くなるかもしれません。

パートナーとの関係をより良くするための3選

PMSとうまく付き合いながら、パートナーさんとの関係をより良くするための小さな工夫もしてみましょう。

①PMSカレンダーを共有する

いつ頃から気分が変わりやすくなるのかを可視化しておくと、パートナーさんも「そろそろこの時期かな」と心の準備ができます

②セルフケアの時間を持つ

 自分を落ち着かせる時間を意識的に作るのも大事。好きな香りのハーブティーを飲んだり、音楽を聴いたりすることで、気持ちを整えやすくなります。

③パートナーさんとの会話の時間を大切にして過ごす

PMSのときだけでなく、普段のときに「こんなふうに接してくれると嬉しい」と伝える時間を持ってみると、余裕をもってお互いを理解しやすくなります。

PMSがつらいとき、自分でもどうしたらいいかわからなくなることは、とても自然なことです。でも、その中で「どうすれば二人の関係を大切にできるのか」と考えられているあなたは、とても思いやりのある素敵な人です。

どうか、自分を責めすぎず、少しずつできることから試してみてください。そして、あなた自身の心が少しでも軽くなるように、無理をしすぎないでくださいね。あなたのことを心から応援しています。

回答者:臨床心理士、がん・生殖医療専門心理士

生理・PMS・更年期・妊娠・出産・女性特有のがんなど、女性の健康課題やライフイベントに関するご相談を専門にしています。セックスレスや性交痛、パートナーとのコミュニケーションなど、性のお悩みについてもカウンセリングを担当しています。女性特有の心と身体の問題、なかなか人には話せないプライベートなお困りがあれば、是非お気軽にご質問ください。


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